1910年の創業から今日まで、私たちは「内容物の品質を守り抜く」という使命を胸に、お客様と共に歴史を築き上げてきました。ここではその歴史と、受け継がれてきた価値観をご紹介します。

創業の物語

  • 創業者・堀内八次郎と精密加工技術

    創業者の堀内 八次郎は、1886年に石川県で生まれ、上京した兄を頼って東京へ出てきました。兄の歯科医療向けのガラス容器事業の手伝いから始め、1910年(明治43年)に、薬品問屋が多く集まる神田・日本橋周辺で「堀内商店」を開業しました。

    創業の核となったのは、ガラスの蓋と本体を精巧にすり合わせて気密性を高める「すり合わせ」の加工技術でした。特に、空気に触れると発煙するほどの気密性が求められる硝酸や塩酸用のボトルを、当時の三菱化学の研究所向けに手掛けるなど、その技術は高い評価を得ました。この精密加工へのこだわりこそが、お客様の大切な「中身」を守るという、堀内硝子の事業のDNAの基礎を築きました。

堀内硝子の歩み

1910

創業

堀内八次郎が東京・神田で「堀内商店」を開業。

1948

法人設立

堀内硝子株式会社を設立。

1960

自社工場でのプラスチック製品製造開始

江戸川区小松川に工場を開設し、プラスチックの射出成形・中空成形(ブロー成形)を本格的に展開。自社生産能力を確立。

1970年代

半導体産業向け容器の開発

半導体製造に不可欠なフォトレジスト用の容器を手掛け始める。

1980年~ 1990年代

試薬・工業薬品向けオリジナル商品を開発

硝子TP瓶(細捻・広捻)、試薬向けプラスチックボトル、SBボトル、TPキャップなどをリリース。

1995

クリーンルームでのブロー成形開始

電子薬品向けクリアボトルの販売を開始。

1999

ISO9001認証取得

品質マネジメントシステムの国際規格を取得。

2001

硝子用自動洗瓶機導入

電子薬品向け高清浄度洗浄硝子瓶の販売を開始。

2002

佐久工場稼働

長野県佐久市にプラスチックボトル専用の内製工場を設立。クリーンルーム環境での生産体制を整備。

2020

上尾流通センター開設

物流センターを埼玉県上尾市へ移転・拡張。約210種類の製品を常時在庫し、迅速な供給体制を構築。

2025

技術開発部の新設

将来の事業基盤づくりと現在の競争力強化に加え、技術・品質の妥当性を検証するデータエビデンスの蓄積と事業判断に資する技術的な裏付けの構築を目的としています。

受け継がれる価値観

堀内硝子には、創業以来の「お客様第一主義!」の精神に基づき、「難しい要求に応える」ことで成長してきた歴史があります。
  • 市場要求への対応力と品質への執着

    私たちは、利益を追求する中で、お客様からの要求を断るという選択肢を持ちませんでした。少量多品種や高度な品質要件など、他社が敬遠するような難しい要求こそが、堀内硝子の存在価値であるという信念があります。市場や業界の変革期には、成長分野へいち早く参入するなど、常に新しい技術や領域に挑戦し、変化を恐れずに事業を拡大してきました。

  • 技術の体系化とマーケットインの徹底

    かつて、製造部門が手間のかかる仕事から手を引いたことで、社内の技術が育たないという危機がありました。それを乗り越えるため、経営陣自ら製造現場に立ち、技術を学び直し、お客様の要望に応えられる体制を再構築しました。現在は、単なる経験値(暗黙知)ではなく、科学的な裏付け(エビデンス)と、お客様の用途や使用環境のリスクを先回りして分析し、最適な容器とソリューションを提供する「マーケットイン」の姿勢を徹底することで、先端産業を容器の側面から支える「なくてはならない存在」であり続けることを目指しています。

  • 難しい要求にこそ応える

    少量多品種や、電子材料分野で求められる極めて高度な清浄度管理。これらは設備や体制維持のハードルが高く、参入が難しい領域です。 私たちはここを主戦場と定め、必要な検査機器や製造環境を戦略的に整備してきました。 困難な課題に対して、客観的なデータ(エビデンス)を持って解を出す。その積み重ねが、お客様へのメリットを生み、私たちの安定した事業基盤となっています。

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